中学生が妊娠1980年と2006年
女子中学生が、妊娠出産する。相手も中学生。うわさによって周囲が妊娠に気付いた時には、中絶できる時期を過ぎていた。生まれる赤ちゃんは、女子中学生の親が育てるという。
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望まない妊娠は、本人を傷つけるだけでなく、多くの人を困惑させる。みんなの祝福を受けずに生まれた子のハンディも大きい。きちんとした性教育によって、こうした事態を防ぎたい。
避妊せずに性交をすれば妊娠につながる―という実感が、女の子にあまりに薄いと感じる。
男の子から迫られると「嫌われたくない」「断りにくい」とつい体を許す。問題も起こさず成績もいいような子ほど、妊娠したことを誰にも言えず、結果として手遅れになりやすい。
中学生が妊娠するドラマと言えば無知な私は最初の『金八先生』くらいしか思い浮かびませんれは確か1980年だったといます。
ただ『金八』は学園ドラマなので、妊娠が生み出す社会との軋轢は学校、家庭、地域(「町内」!)に限られており、「不良」扱いされていた主人公とその仲間たちが成長していく過程を描いていた。
でも2006年のこのドラマは違う。
妊娠は身近な関係を超えて週刊誌のスキャンダルになり、会社の倒産と重り、より厳しい現実がつきつけられる。
そして当の2人だけでなくその親も担任教師も妊娠により自分たちのいる過程や職場の人生を深く見つめ直すようになっていく。
それは、1980年の学校や家庭は今よりまだまだ安定していたからでしょう。
その後「戦後ニッポン」の矛盾はこういうソフトな場から表れ始め、今や企業社会というハードへ及んでいる。
その上へ被さってきたのは、「グローバリゼーション」という格差の拡大と関係性の流動化だった。
たとえば1980年の若者にとって「大人になること」のイメージとその区切りがハッキリしていたなら、今の私たちはそれがとても不明確だ。
またこれは決して若者だけではなく、40代・50代でも若者ぶって「モテる」「いつまでも健康」を気取る時代です。
「近代」の世界で前提になっていたひとの人生の段階というもの自体が変わってきているようです。
さらに1980年の学校と家庭には、「金八」の不良たちが反発するくらいの「居場所としての存在感」は残っていた。
けれど今やそれらは存在感を無くしている。
教師と生徒、親と子ども、お互いの関係が深いレベルから揺らいでいる。
あなたは誰? 私とどう関係しているの? だからこそ今の『14才の母』では子どもだけでなく親自身も自分を見つめ直さなければいけなくなっているのです。
さらに現代の特徴は不況と格差の拡大、このドラマでもお金の問題が大きくクローズアップされている。
非常に勉強になるドラマだと思うので是非広い世代に見てもらいたいです。
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